魚じゃらし工房

Rod GST722MS

 このロッドは、長さ7feet2inch、適合ラインPE0.4~0.8号、チタンフレーム TORZITEガイド装着し、30tと40tカーボンを組み合わせた「しなやかで軽量なファストテーパーロッド(マイルドトゥイッチンかな?)」です。
 ベリー部からバット部にかけては、大型の硬い口にもしっかりフッキングできるよう強いテーパを与えていますが、ベリー部についても最後までテーパーをつけることで大型の首振りにも追従でき、バラしにくいロッドに仕上げました。
  さらに、ティップ部には、手首の動きだけでミノーを軽快にトゥイッチできるしなやかさを持たせています。
  また、キャスト性能についても、テストを重ねることで最適なガイド位置を設定し、抜けよくミノーがキャストできるロッドとなっています。
  リールシート金具は「シルバーアルマイト」と「ブラックアルマイト」の2種 をご準備、ウッドスペーサーは「メープルの塗装品」と少量ですが「花梨のウレタン減圧注入処理」もご準備しています。
  大河川のサツキマスや本流アマゴ、本流ヤマメ、更には中河川のサクラマス、ニジマスやアメマス等の8cm前後のミノーを使っての釣りに自信をもってお勧めします。(大型に対する合わせはビッシっと早く合わせるのではなく、ゆっく りグーンとバットを曲げるような合わせをお勧めします。)
●ロッド開発に至った経緯
  30年以上四国の吉野川でサツキマスを追いかけ、様々なメーカーさんのロッドを使ってきましたが、ここ15年以上はトゥイッチンという「ティップの柔らかい」、「ベリーに急なテーパーが付き」、「カチカチのバット」のロッドをメ インに使ってきました。
  この種のロッドはミノーの操作がしやすく、ベリーの急なテーパーのおかげでフッキングもきれいに決まることから、全体的に柔らかなロッドと比べてサツキマスのキャッチ率が格段に上がることになりました。
  しかしながら、たまに来るでかいサイズには「首を振り続けられ」たり、「何 回もジャンプされ」たりするとバラしてしまうこと多々あることからドラッグを ユルユルに設定して対応しておりましたが、「カチカチのバット」を何とかして 「強いけれども引きに応じて曲がってくれる」最後までテーパーがついたロッド が出来れば完ぺきでは?と考えに至り、「魚じゃらし工房 Indigo Blue」でガチ ガチバットの欠点を解消したロッドを作ることとしました。


ロッドパーツ


 リールシート用 ウッドスペーサー


 アルミリールシート金具


 リールシートスクリュー用緩み止め


 上機3点を取り付けた状態